Still Alive

国際芸術祭あいち2022のオープニングを飾るイベントとして、『スティーヴ・ライヒ スペシャル・コンサート』がライヒ自身の監修のもと、開催されました。7/30,31の二日間にわたる公演において、1000人以上のお客様に訪れていただき、大盛況のうちに幕を閉じました。

……と言っても、私、上田は会場には居りませんでした。

7/28 夜、ホール近くの病院にて、新型コロナウィルスへの感染が判明しました。すぐさま私は滞在先のホテルで隔離状態。芸術祭事務局と主な出演者によって対策会議が開かれ、幸いにもリハーサル中に録っていた通しの録音が存在し、そこから私の音を取り出し、ライブで演奏する5人の奏者と共に音を再生する、という形で演奏会を開催することになりました。

そのお知らせは、7/29夕方に芸術祭ホームページにて発表され、また演奏会当日には、会場でも張り紙で告知されました。また私も自身のウェブサイトのコンサートスケジュールのページに、告知文を掲載させていただきました。

とは言え、そのお知らせをご存じないまま、ご来場くださっていたお客様もいらしたようです。

ここに改めまして、私の新型コロナウィルスへの感染により、私自身が演奏会への舞台には上がれなかったことを深くお詫びし、関係者の皆さまのご判断により、あの時出来得た最善の形で、コンサートを上演する形にさせていただきましたことをご報告させていただきます。 皆さまの温かいご理解を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

尚、この謝罪に関しましては、私の一存で述べさせていただきましたので、事務局サイドに一切のコメントやクレームなどをお送りになりませんよう、お願い申し上げます。


それにしても、このライヒのコンサートは、SNS上に本当に沢山の反応を残していますね。やはり稀有なコンサートだったのだと思います。それに乗れなかった自分の歯痒さ、一生忘れません。またいつか、再び演奏できることを切に願いながら、今は一生懸命回復に努めます。

ご来場いただきました皆さま、本当にありがとうございました。

関係者の皆さま、ご出演の皆さま、本当にお疲れ様でした。私の音を舞台に上げて下さって、“alive”にして下さって、ありがとうございました。皆さまに終始温かいお心遣いを賜りましたこと、深く深く感謝申し上げます。